原発の寿命について 追記あり

前回のブログで17年間使ってきた
我が家のテレビが壊れたことを書きました。
 『テレビが壊れました』

テレビに限らずこの世のありとあらゆるものには
”寿命”があります。

私の経験では、家電品などの寿命は20年前後
じゃないかと思います。

私が現在住んでいる家は亡き父母が建てたもので、
もう40年ほど経っています。
土台のコンクリートにヒビがはいっていたり、
もうかなりあちこちガタがきています。
なんとか補修しながら住んでいますが、
建て替えるお金なんて無いので、
何とか私の寿命が尽きるまでもって欲しいものです。

たしか、鉄筋コンクリートの寿命は50年ほどと
大学時代に教わった覚えがあります。

環境や使用状況にもよりますが、40年以上経った
鉄筋コンクリートはこんな感じです。
 【朝日デジタル:2022.10.24】
 『鉄筋コンクリートがボロボロに、土砂状にも 高速道路の足元では』

鉄筋コンクリート.png

コンクリートだけでなく、40年も経ったら、
ゴム部品もプラスチック部品も劣化して
ボロボロになります。

さて、前置きが長くなりましたが、
今回私が問題視するのはこちらの件です。

 【朝日デジタル:2022.12.02】
 『原発運転、60年超も可能に 運転開始30年後から10年ごとに審査』


元々の40年も長すぎなのに、それを60年に延長、
さらにその60年すらも超えて原発を稼働させる。

とても正気とは思えません。
こんな愚かなことを続けていたら、
確実に日本の原発は再び過酷事故を起こします。

3号爆発.jpg

それに、ウクライナ戦争でも理解るように、
原発は安全保障上のリスクでもあります。

現在、岸田政権は軍事費を倍増しようとしていますが、
日本海側には多くの原発が存在しています。

老朽原発を再稼働したり新設したりしようとする
岸田自公政権に日本を守ることなど出来ません。


参考記事など
 【日刊ゲンダイ:2022.12.07】
 『世界の原発の“平均寿命”は29年…日本政府がもくろむ「運転期間60年超」は世界の非常識』


 【リテラ:2022.11.25】
 『防衛費増額の財源で「法人税」を削除し「国民全体の負担」だけにした政府有識者会議は読売社長、日経元会長、朝日元主筆がメンバー』


 【時事通信:2022.12.09】
 『所得税対象外、与党に配慮 防衛増税、統一選へ懸念強く―岸田首相』


ん?!法人税を削除して所得税対象外なら、
増税するのはやっぱり消費税?
 【日刊ゲンダイ:2022.10.27】
 『ふざけるな! 政府税調「消費税増税」大合唱の不可解 日本だけ物価高に苦しむ庶民に追い打ち』


だけど、岸田首相は「消費税上げない」と言っていたよねぇ?
 【日刊ゲンダイ:2022.12.08】
 『岸田首相「増税検討指示」って…総裁選で言い切った“消費税は10年上げない”発言は何だったのか?』



やっぱり私の寿命が尽きる前に
愚劣な政府、政権に殺されそうだなぁ。 (T^T)
 【拙ブログ:2022年10月28日】
 『日本政府に殺される (>_<)』



追記:2022.12.13
 【北海道新聞:2022.12.13】
 『泊原発寿命「30~40年」 北電、建設前に地域で説明 規制委保管の報告書に記述』

 北海道電力が泊原発(後志管内泊村)建設前の1981年に地域住民と意見交換をする会合で「原発の寿命は設計の上では大体30年から40年くらい」と説明したとの記述が、原子力規制委員会が保管する資料に残っていた。


 「原発の寿命は設計の上では大体30年から40年くらい」

まぁ、そうだよね。
科学も技術も無視して政治家や官僚などが
老朽原発を動かそうとしていますが、
そんなことを許せば日本が滅びます。



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